よくあるご質問

Q.1 - 左官ってどんなお仕事なんですか?

A.1 - 壁塗り職人の事を指します。

左官とは建築物の壁塗り(土壁や砂壁、漆喰や珪藻土などの最終的な表面仕上げを施す)職人のことを指します。

また、左官が行う塗り工事全般を「左官工事」といいます。

左官工事は、その建物の耐久性や居住快適性を高める役割のほか、壁を美しく仕上げるいう装飾的な役割もあります。

左官工事の大きな特徴のひとつが、現場施工という点にあります。

塗材をつくって塗り上げるまでのすべての作業が現場で行われます。

左官工事は、左官材料を水で練って使用する湿式工法のため、工期がやや長くなります。

近年では、熟練した左官職人が少なくなっていて、左官工事が減少する傾向にありましたが、環境への配慮、 自然素材という観点から、左官は再び注目されはじめました。

Q.2 - 塗り壁が健康に良いのは本当ですか?

A.2 - 本当です。

現代建築における内装材には、防腐剤が含まれており、その中には有害なホルムアルデのアトピー症等のアレルギーの原因となるものがあります。

土壁・漆喰(しっくい)壁・珪藻土(けいそうど)壁は天然素材でできており、有害な物質を含まない健康壁として定着してきております。

Q.3 - 漆喰(しっくい)とはどんなものですか?

A.3 - 消石灰を主原料とした塗り壁の材料のことです。

漆喰(しっくい)とは消石灰を主原料とし、これにフノリ・ツノマタなど膠着( こうちゃく) 剤、ひび割れを防ぐため麻などの繊維質を加えて、水で練り上げた 塗り壁の材料のことです。

防火性が高いのが特徴で、古くは財産を守るため土蔵に使われていました。

また、調湿機能も持ち、季節の変化に耐え、カビがつきにくいという性質も持っているので、今でも押入れの壁などに使われることもあります。

Q.4 - 珪藻土(けいそうど)とはなんですか?

A.4 - 珪藻 / 藻が化石化してできた土のことです。

植物性プランクトン(=珪藻/藻)が長年にわたり海底や湖底に堆積し、化石化してできた土のことです。

自然素材で体と環境にやさしい壁材として、注目を集めています。

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